犬を飼ったら

犬と歩けば >  犬を飼ったら >  犬を散歩に慣らす

犬を散歩に慣らす


犬を飼う上で散歩は欠かせません。室内での運動だけでも足りる犬もいますが、それでも気分転換やストレス解消を考えると散歩には連れて行きたいです。しかし子犬をいきなり散歩に連れて行くのはとても危険です。変なクセがつくと後から強制するのは難しく、きちんと順序を踏んで、徐々に慣らしていくことが必要です。

また、犬は屋外では、ドッグランなどを除いて、リードをつけることが義務付けられています。リードに慣れさせることはもちろん、リードをむやみに引っ張らないようにしつけることも必要です。

首輪に慣らす

散歩に出かけるための第一段階として、首輪をつけることに慣れさせる必要があります。まずはおすわりをさせてリボンなどの軽いものをつけて慣れさせます。そして首輪を見せておいて事前に慣らしておきます。その後、食事の時やおもちゃで遊ぶときなど楽しい時間に首輪をつけて、抵抗感を取り除いていきます。最初は嫌がる犬もいますが、毎日徐々に慣らしていきましょう。

外の景色に慣らす

屋外と室内では、空気も聞こえる音もまるで違います。まずは抱っこしたまま外に出て、家の周りを一周しましょう。活発な子犬も、初めて外に出ると固まって、カーミングシグナルを出します。やさしく抱きながらゆっくり歩きましょう。疲れすぎないように最初は短時間で切り上げます。

コンクリートや土に慣らす

室内のフローリングやじゅうたんに慣れた子犬にとって、屋外のコンクリートや土はとても異質で、外で下ろされたとたんに動かなくなり、飼い主に抱っこをせがんだりします。犬を慣れさせるために、まずは庭やベランダにおろして様子を見ます。徐々に慣れてきたら安全な範囲でおもちゃを使って遊んでもいいでしょう。

リードに慣らす

首輪に慣れてきたら、おすわりをさせて首輪にリードをつけます。最初は室内でつけるだけにして、首輪と同じように食事やおもちゃで遊ぶ時間につけるようにします。最初は嫌がるので短い時間にして、徐々に慣らしていきます。

リード自体に抵抗がなくなってきたら、室内でいっしょに歩いてみます。おすわりをさせてリードをつけたら、マテをして同じ方向を向いて並んで立ちます。ツケと声をかけながら犬側の足から前に出して歩き出します。犬側の足から動かすと犬もつられて動き出します。

散歩に出かける

リードや外の空気、土やコンクリートに慣れてきて、室内でいっしょに歩くことができるようになったら、いよいよ散歩に出かけます。玄関などでは、マテをさせて先に飼い主が出るようにします。これをすることによって、あなたがリーダー(アルファー)であることを再認識させると同時に、自分勝手な動きをして危険な目にあうことを防げます。

最初のうちは人通りの少ない時間を選んで、短時間のうちに終わらせます。家の周りを一周する程度からはじめましょう。徐々に慣れてくると、子犬は好奇心旺盛なので、勝手な方向に進んだり、リードを引っ張るようになります。

犬がリードを引っ張って勝手に歩くことを許していると、犬はリードを引っ張ることがいいことだと勘違いし、またリーダー(アルファー)としての立場も逆転してしまいます。引っ張られたらそのたびにしつけをするようにします。

もしリードを引っ張ったら、その都度、歩くのをやめて立ち止まります。夢中で進もうとしている子犬もそのうち気づいて、飼い主の近くにやってきます。そのときおすわりをさせてアイコンタクトをして、飼い主に注目させるようにします。これを繰り返すうちに、徐々に飼い主のペースに合わせることを覚えます。

もし立ち止まっても近寄ってこないようであれば、オイデをして呼ぶしかありませんが、犬が自発的に近寄ってくる方がしつけの効果があります。少し歩いておすわり、また少し歩いたらおすわり、というふうにするのも、効果的な方法です。

しつけがうまくいくと、ついリードをつけずに散歩させてみたくなりますが、これは極めて危険です。どれだけ賢い犬でも、突然の車の音などに驚いてパニックになり、飛び出してしまうことがあります。犬の安全のために、ドッグランなどの場所を除いて、必ずリードをつけるようにしましょう。

屋外で排泄をするクセをつけない

屋外で糞をした場合、持ち帰るのは当然ですが、なるべく屋外での排泄はさせないようにしましょう。他人に迷惑がかかるだけでなく、屋外で排泄をするクセがついてしまうと、屋内で排泄できなくなってしまうことがあるからです。家で排泄をしてから散歩に連れて行く習慣をつけておくといいでしょう。

犬のブログパーツ トリマーズコラム