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最初の心得


子犬を家に迎えた日。子犬は母犬や兄弟犬から離され、知らない場所、知らない人たちに囲まれ、とても不安です。しっぽを振って愛嬌をふりまいていても、実は不安でいっぱいなのです。またしっかり歩いていても、中身は人間の赤ちゃんと同じです。いろいろな点でケアすることが必要です。

ケージ・サークルを設置する

まったく知らない環境に来たわけですから、子犬が安心してくつろげたり、休めたりするスペースが必要です。犬のサイズに合わせたケージやサークルを設置してあげましょう。

ケージ・サークルやトイレの場所

午前中に連れてくる

子犬はなるべく午前中に連れてきて、日中の間に少しでも環境に慣れるようにしていあげましょう。夕方連れてくるとすぐに夜がきて、夜鳴きをする場合があります。ただし夜鳴きをしてもその都度かまってあげるのはダメです。将来の無駄吠えを防ぐためにも、ここは無視するようにしましょう。

休ませる

子犬を家に迎えると、飼い主や家族としてはうれしく、かわいいのでつい触ったり、抱いたり、遊んだりしたくなってしまいますが、子犬はとても疲れています。あまりかまわずに、ケージやサークルなどでゆっくり休ませてあげましょう。また、真正面から見つめたり、上から大きく手をかざしたりすると、子犬をおびえてしまいます。

トイレ

初めてのトイレということで、家族みんなの注目を集めてしまいがちですが、犬は排泄をする時無防備な姿勢になるので、安全でリラックスした状況でないと排泄できません。じーっと注目するのはやめましょう。

またトイレのしつけは、そんなにすぐには覚えられません。室内のあらゆるところに排泄をする可能性があります。しかし大声を出したり、叱ったりしても子犬は意味がわからず、人間に対して不信感を持つだけです。徐々に犬が自発的に覚えていけるようにしつけていきましょう。

犬のトイレ

食事

子犬の口の大きさに合わせた食器を、食べ物用水用の2つ用意します。アレルギーを防ぐために、ステンレス製か陶磁器製がいいでしょう。最初の数日は、以前の場所で食べていたものと同じものをあげるようにしましょう。その後、徐々に新しい食事を混ぜていきながら切り替えていきます。

また、最初のうちは、食事の前にしつけをさせる必要はありません。まずはリラックスして食事をさせましょう。食事中に注目したり、手を出したりするのもやめましょう。

子犬の食事

シャンプー、しつけ、おやつはまだ早い

シャンプーやしつけは、それなりにストレスがたまるものです。犬を飼うとすぐにしつけをさせたがる人がいますが、環境や人に慣れないうちは、覚えられずストレスがたまるだけなのでやめましょう。シャンプーも体力を消耗するので、よほど汚れている時を除いて、生後3ヶ月ぐらいまではやめておきます。どうしても汚れがひどいときは、首から下の部分のみをシャンプーして、できるだけ短時間で終わらせます。またおやつも早いうちにあげると、嗜好性が高いので、偏食になってしまいます。

犬のシャンプー
犬のしつけ

大きな音を出さない

子犬はただでさえ慣れない環境の中で、突然大きな音がすると、とてもびっくりします。大きな声を出したり、いきなり大音量でテレビをつけたりしないようにして、家に慣れてきたら徐々に音に慣らしていきましょう。

犬を音に慣らす

ひとりぼっちにしない

子犬をかまいすぎるのは、子犬の体力や、将来のしつけの面から考えてもよくありませんが、かまわなすぎて、ひとりぼっちにするのもよくありません。子犬はいつも誰かといたいものなので、できるだけ視界に誰かしらいるようにしてあげましょう。

体罰は厳禁

人間の赤ちゃんと同じように、あらゆるものに興味を示したり、口にくわえたり、トイレ以外のところで排泄をすることも当然あります。しつけを覚える前なので、それはしかたのないことです。そこで激しく叱っても子犬は意味がわかりませんし、体罰を受けると人間に対して不信感を持つようになります。

犬は"現行犯"でなければ、叱っても意味が通じません。何を怒られているかわからないからです。どうやったら誉めてもらえるのか、どうやったら叱られないのかを覚えるまでは、広い心で接するのが飼い主の義務というものです。

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